体のウォームアップとクールダウン
どんなトレーニングでも、ウォームアップとクールダウンは非常に重要です。
とくに筋トレの場合、筋肉を温めてからトレーニングに入るということがケガを防ぐ意味で必須といえます。
強いトレーニングの場合は、通常一〇分程度のウォームアップが必要ですが、通常の場合には、ごく簡単なストレッチでもラジオ体操のようなものでもいいですし、強めの足踏みでもいいです。
ひざを上げ下げしながら、腕をしっかり振るのです。
これだけでも体を温める効果が見込めます。
トレーニング後は、やはりストレッチが大切で、トレーニングよって強く収縮した筋肉を伸ばし、トレーニング後の痛みを緩和したり、筋肉のなかの血行を促進したりする働きがあります。
マッサージや入浴も有効です。
トレーニング後にストレッチをおこなったり、マッサージや入浴などをおこなうかどうかで、翌日の筋肉の疲労度合いはまったく異なります。
また、ストレッチやマッサージは、筋肉の緊張を取り除き、体をやわらかくする効果も期待できます。
無理なトレーニングで筋肉の損傷をくり返すと、筋肉中の結合組織(コラーゲン)が増えて筋肉は硬くなります。
力を入れても緩めても硬さが変わらないタイプの筋肉になってしまうのです。
多少の筋肉痛ほ好ましいのですが、痛いはど筋肉が疲れていたら、休養が必要ですし、それを防ぐためにも、マッサージなどで緊張を取り除くことが必要になります。
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