効果的に脂肪を消費させる
最終目的は、筋トレをすることでも、運動することでもなく、あくまで体脂肪を消費することです。
そのために、運動をしていないときでも脂肪を消費する体を作っていきます。
そして、健康の維持・増進のために、効率よく体脂肪を消費するようにします。
筋トレはそのための予備的・間接的な手段であり、基礎代謝の高い体をつくるためのものです。
対して有酸素運動は、体脂肪を消費する直接的手段で、脂肪を積極的に燃やす手段です。
有酸素運動のエネルギー源は、脂肪と糖質が半々で、運動をしていないときのエネルギー源もほとんど同様で脂肪と糖質が半々です。
割合という意味では、有酸素運動も基礎代謝も同じです。
しかも、通常の生活をしている限り、エネルギー消費の六割は基礎代謝によるものです。
そして、エネルギーの最大消費者である筋肉を増やし、トータルな代謝量を増やそうというのが筋トレの目的なのです。
週に二、三回、適切な負荷による筋トレができたなら、何が何でも有酸素運動も、という必要はないのです。
ただし、有酸素運動をプラスできれば、さらに体脂肪消費の効果が高まるのは確実です。
筋トレのあとは、場合によっては、六時間も脂肪分解が高い状態が続くのですから、そのタイミングで、ウォーキングでも何でも、できる範囲で有酸素運動をプラスすれば、大変効果的だということです。
週に二、三回、筋トレをしていれば、コマ切れでも分割払いでも効果があるのですから、できるだけ有酸素運動をするようにします。
とはいっても、仕事をしながら週に何度も運動する時間を設けるのは難しいので、その場合、筋トレをして代謝の高い状態に保っておけば、生活活動量を増やすといった程度のことでも効果は十分に期待できます。
意識をすれば、生活活動量は意外なくらい容易に増やすことができます。
●通勤途中、エスカレーターを利用していたところを階段に変える。
●職場ではなるべく、エレベーターの利用を避け、階段を利用する。
●昼休みに一〇分散歩する。
●天気のよい日には、一駅手前で降りて、歩く距離を長くする。
いずれにしても、週ニ、三回筋トレをおこなうことは大前提で、効果はまったく違います。
スロトレを主体とした筋トレは、それこそ職場で休み時間を利用してもできますし、もちろん家でもできますので、ぜひとも習慣化するようにします。
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