筋肉は放置すればすぐに衰える
筋トレがうまくいき、必要な筋肉量がついたあと、筋肉も、放置すれば元に戻ってしまいます。
筋力が低下していくべースは、ほぼ決まっていて、トレーニング経験のまったくない人の場合、三か月間の筋トレで一五から二〇パーセントほど筋力がアップしますが、そこで止めてしまうと、ほとんど同じペースで、筋力ほ低下します。
三か月でつけた筋肉は、三か月経ったらもとに戻ってしまうのです。
一方、一年間トレーニングを続けた場合でも、止めたあとの衰える速度はあまり変わらず、三か月くらいでもとに戻ってしまいます。
ところが、五年、十年とトレー二ングを続けていくと、衰えの速度も次第に遅くなり、1年くらいではもとに戻らないようになります。
トレーニングの内容にもよりますので一概にはいえませんが、長く続けること、習慣のように筋肉に負荷を与えることは筋肉を維持するために大切なことです。
やればやるほど、衰えのスピードほ遅くなります。
ただし、一〇年間トレーニングをすれば、その先一年は何もしないで安泰ということではありません。
トレーニングを完全にやめてしまえば、時間とともに確実に筋肉は衰えていきます。
長年の蓄積があれば、そのスピードが遅くなるというだけです。
寝たきりになったりすると加速度的に衰えますので、筋トレは、できるときにやっておくべきなのです。
筋肉は、一般的にはとくにトレーニングしなくても三〇歳くらいまでは衰えません。
三〇歳を過ぎると減りはじめますが、トレーニングをすれば、三〇歳を過ぎても筋肉は太くなります。
加圧トレーニングによって一〇四歳の人の筋肉が太くなったという例もあります。
五〇歳、六〇歳でほ、たんばく質の摂取さえ意識すればとくに苦労することもなく、適性な負荷をかければ、何の問題もなく筋肉を強化できます。
筋肉強化という純粋な目的でいえば、年齢ほ関係ないといえるのです。
しかし、何の訓練もせずに歳をとると、四〇歳すぎくらいから、筋肉中の速筋線維の数そのものが減ってきます。
筋トレは、その時点で残っている速筋線維を肥大させて筋肉が太くするものですから、早めに筋トレは始めたほうがよいのです。
一方、スポーツ選手であっても、今まであまり筋トレをやらなかった人が、三〇歳過ぎから本格的な筋トレに取り組んでも、筋肉は十分に太く強くなる余力を残しています。
しかし、二〇歳前から激しい筋トレを続け、これ以上太くならないという限界まで達した状態で、三〇歳過ぎてさらに太くしていこうとするのは難しい場合が多いので、せいぜい維持していくだけです。
そういう見方をすれば、筋トレなど縁もゆかりもない一般の人は、逆に筋肉が成長する余地は十分にあります。
年齢に関係なく、できるだけ早期に始めること、そして長く続けることが大切で、続けるといっても、週に2,3回でよいのです。
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