明け方のおねしょはあと一歩
明け方だけのおねしょであれば、もう少し眠っている間の尿量が減ったり、膀胱が大きくなれば、朝までぐっすり眠っていてもおねしょをしなくてすむようになります。
たまにおねしょをしない日が出て来ると、おねしょなしの日がだんだん多くなり、自立していきます。
おねしょが自立したとはいえ、朝寝坊をして睡眠時間が長くなったり、前の夜に水分を飲みすぎたりすると失敗することがあります。
そのように原因がはっきりしているたまのおねしょは心配はいりません。
一晩の尿量は、おむつにしみこんだおしっこの重さと、朝一番の尿量を足して計算します。
一晩の尿量は、年齢に関係なく200cc以下といわれ、これは、寝る前にトイレに行って、膀胱を空っぽにした場合の一晩の尿量をいいます。
幼児期の一晩の尿量はこれよりも少ないこともあります。
この一晩の尿量が200ccを超えて、250ccとか300ccとなると、ぐっしょり型のおねしょといい、夜間の尿量が多すぎることが原因のおねしょです。
夜間の抗利尿ホルモンの分泌が少ないか、水分のとりすぎが原因と考えられます。
布団や下着の濡れ方で推測することもある程度可能で、シーツを通して布団までぐっしょりしていたら尿量がとても多い、パジャマにぐっしょりでシーツを少しぬらした場合は少し多い尿量、パンツがぬれる程度のおねしょは少量と考えます。
また、おねしょをする子の日中のおしっこを観察すると、ちょくちょくトイレに行き、おしっこもそれほど出ていない場合があります。
このような子供は頻尿タイプで、膀胱に十分におしっこをためられていない可能性があります。
心配なときは、トイレでおしっこの量を計量カップではかり、1回の尿量が150cc以上であれば、十分にためられていますので、水分をとる量が多いのかもしれません。
150cc以下の場合は、膀胱が小さく、おしっこを十分にためられていないことが、おねしょの原因と考えられますから、日中のおしっこに行く回数を減らしてみます。
うつ病がんばるな!
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