改善されない夜尿症
難治性夜尿症というのは、生活指導と薬物療法を実施してもいっこうに改善をみない夜尿をいいます。
日中のおしっこをぎりぎりまでがまんするがまん訓練をして、がまん尿量が年齢相応にためられるようになると、夜間の膀胱容量も安定して大きくなってきます。
しかし、日中にがまん尿量をはかると250cc以上ためられるのに、夜間睡眠中の機能的膀胱容量が日中ほどためられず、小さくなってしまうため、その結果、一晩の尿量が200cc以下であっても毎晩夜尿をしてしまうのです。
日中の機能的膀胱容量と比較して、夜間の機能的膀胱容量が極端に不安定になっており、ためられなくなるのです、この夜尿症を解離型夜尿症といいます。
夜間の膀胱容量が日中と比べて、なぜ小さくなるのかの原因については、解明されていないのです。
膀胱に残尿といって、排尿したあとも尿が残っているために、夜間睡眠中に作られた尿が少なくても、その残尿とあわさって膀胱からあふれて失敗することもあります。
しかし、残尿がみられない解離型夜尿症も多く、残尿だけがその原因というわけではないのです。
睡眠中に膀胱が勝手に収縮して、尿量が多くないのに排尿してしまい、結果として夜尿になっていることもあるようです。
うつ病がんばるな!
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