昼寝や知能とおねしょ関係
一般的に、健康に育っている子供の場合、幼児期にしても学童期にしても、おねしょと知能とは全く無関係と考えられます。
昼間のトイレットトレーニングの場合は、知的な遅れがあると、自立の時期が遅れることもみられますが、夜間のおしっこについては、抗利尿ホルモンをはじめとする神経内分泌系の発達に関係しますから、知能とは無関係と考えられるのです。
例外的に、重度の知的障害児の場合、この神経内分泌系統の発達も障害を受けていることがあり、その場合に限って、がんこな夜尿が続くということも見られます。
このような場合を除いては、おねしょが長引いたとしても、知能については関係ないと考えられます。
話は変わりますが、幼児期では昼寝のときにおねしょをしてしまう子供の多く、夜間のおねしょをしている子供は、昼寝でもおねしょをしていることが多いのです。
昼寝のおねしょは、夜間と違って抗利尿ホルモンのリズムとは関係がないのですが、昼寝のおねしょも、途中で起してトイレにつれていくのは望ましくないと考えられるのです。
それは、幼児期の昼寝は、疲労回復、体力増進にあるわけですから、それを中断させるのは成長、発達の面から望ましくないのです。
子供が嫌がらなければ、昼寝のときにおむつをし、集団保育などでおむつは嫌だという場合には、寝てからおむつを差し込んで、起きる頃に取り除くなどの工夫もできます。
うつ病がんばるな!
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