スポーツした日の水分制限
夜尿症には水分制限が効果的なのですが、スポーツをしているときの水分制限については、厳格にしてしまうと、脱水症状になったり熱中症になったりします。
スポーツをしているときは、汗をかきますし、呼吸数も増えるので水分が普段より失われていきますから、水分を補うことが必要となります。
しかし、必要以上の水分を喉越しよく飲んでしまい、結果として水分の摂りすぎとなってしまうことが多いのです。
その場合には、朝の尿量とおむつ尿量を計算して、一晩の尿量をはっきりさせ、スポーツのある日とない日とを区別して、スポーツの日の一晩の尿量が普段と同じならば、スポーツの際に飲んだ水分量はちょうどよいということになります。
しかし、スポーツの日に一晩の尿量が多くなっているとしたら、飲みすぎになります。
飲みすぎと判断された場合は、スポーツの際に余分に飲んでいる水分量をはかることが必要で、そのためには、水筒でもペットボトルでも持参する水分量をはっきりさせ、帰りに残してきたらその量をはかって、実際に飲んだ量を計算して記録します。
そのうえで、飲む水分量を100cc単位で減らしていき、一晩で尿量が普段と同じになったらその量がちょうどよいということになります。
普段でも、スポーツのある日でも、一晩の睡眠中の尿量が100cc以下になっている場合は、水分の制限しすぎで、その場合は、50〜100ccの水分を追加します。
一晩の尿量は、130〜170ccが基準量で、多くても200cc以下が標準で、それ以上に増えないように調節することが大切です。
うつ病がんばるな!
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