肺の健康には睡眠
肺の健康を守るには、何よりも規則正しい生活をして、体力を落とさないようにすることが大切です。
これは、肺だけに限ったことではなく、心身の健康のためには当然なのですが、睡眠をしっかりとることは欠かせません。
呼吸するのが苦しいと、どうしても深くて質のいい睡眠をとるのが難しくなってしまい、そのせいで疲れがたまって体力が落ち、さらに肺の機能が低下する、という悪循環に陥りやすいのです。
睡眠時間は、できれば七〜八時間は確保してほしいところですが、大切なのは「時間」よりもむしろ、睡眠の「質」で、睡眠中に分泌されるホルモンの多くは、入眠の約一〜二時間後が分泌のピークになるため、深くて質のいい睡眠にスムーズに入ることができる工夫をします。
寝る一時間ほど前からは部屋を暗くしたり、テレビやパソコンの画面を見ないようにしたり、安眠を誘うアロマを活用したりして、眠りに入る準備をするようにします。
また、肺の機能が低下している人は、風邪をひくと症状が悪化しやすいので注意が必要です。
しかし、同じ環境にいても風邪のウイルスに感染する人とそうでない人がいることからもわかるように、結局は、ウイルスを寄せつけない「免疫力」を高めることが、風邪を予防する近道なのです。
そのためには、病気になる手前で身体が発するサインに敏感になり、「疲れ」と上手につき合ってコントロールすることです。
大きく深呼吸をする、軽い運動をする、ゆっくり入浴する、早めに寝るなど、疲れを解消する方法をたくさん知って、実践します。
疲れがずっしりとたまってからではなく、できるだけ軽い初期の段階で解消することがカギになります。
免疫力が高まって、本来の体力がよみがえれば、風邪をひく頻度も減り、肺ももちろん、今以上に健康になります。
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