COPDの自覚症状とは
COPDという病気が一番問題なのは、かなり悪化するまでは自覚症状があまりないことで、はじめはむしろ、無症状であることが多いのです。
だんだん病気が進行してくると、徐々に息切れが出て、それがひどくなっていきます。
最初に気づくのは、坂道や階段を上るときにちょっと息苦しく感じることです。
また、同世代の人と一緒に歩いていると、息が苦しくてつい遅れがちになるということで気づくこともあります。
しかし、これらの症状を「年をとったせい」と見過ごしてしまったり、なるべく階段を避けてエレベーターやエスカレーターを使うなどしてやり過ごしたりする人も多いものです。
そのままたばこを吸い続けていると、ますます病気が進行して、肺が壊れてしまうという怖さがあります。
COPDが進行すると、平地を歩いていても苦しくなり、そのうち着替えや入浴、食事などをするだけでも息が苦しくなってきます。
そうなると、日常生活を送るのが非常に困難になってしまうのです。
しかし、これも多くの人がたばこを吸っていたり、過去に吸っていた経験があったりすると、「たばこを吸っていると多少の疾や咳が出るのはしょうがない」と納得してしまう傾向にあり、病気だと思わないのです。
しかし、風邪もひいていないのに咳が続くということはまずありません。
痰が出るのも何らかの身体からのサインです。
二年以上続けて、一年間に三カ月以上痰が出るようなら、COPDが疑われます。
また、呼吸の異常があると心臓にも負担をかけるので、動惇がしたり胸が痛くなったりすることもあります。
COPDは徐々に進行するだけではなく、風邪やインフルエンザをきっかけに急に悪化して命にかかわるということもあるので十分な注意が必要です。
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