美白成分の働きとは
紫外線を浴びると、まず肌の一番外側にある角質層が紫外線を反射することで防御し、残りの角質層をくぐり抜けて肌内部に入ってきた紫外線を、表皮の一番内側の基底層にあるメラノサイトがメラニン色素をつくり出して紫外線を吸収し、真皮への侵入を防ぐのです。
メラニン色素が増えると肌の中に沈着して肌の色が黒くなり、日焼けを起こします。
女性にとっては迷惑なメラニン色素ですが、紫外線から肌を守るという大切な役割を果たしているのです。
白人はメラニン色素の量が少ないため、癌リスクが約10倍以上にも上がります。
美白化粧品は、美白成分(医薬部外品)がきちんと配合されているものを選びます。
パッケージや商品名のイメージだけで選ぶと、実は美白成分が含まれていなかった、ということになりかねません。
美白化粧品には、厚労省が認可した美白成分を配合して効能をうたえる医薬部外品と、そうでないものがあります。
有効成分の含有量に逆転現象が起きることもありますし、必ずしも医薬部外品のほうがいいとは断言できませんが、ひとつの目安になることは確かです。
また、美白化粧品は、メラニン色素に働きかけ、その増殖や濃色化を抑えて肌がそれ以上黒くならないようにするものです。
メラニン色素を原因としないものには効きません。
もし、メラニン色素以外のニキビ跡の赤みなども一緒にきれいにしたいなら、メラニンにも赤みにも働きかけるビタミンC誘導体がおすすめです。
<厚生労働省認可の主な美白成分>
アルブチン…コケモモやウワウルシの葉などに含まれる天然型成分
エラグ酸…ラズベリー・ザクロ・イチコやナッツ類などに豊富に含まれる、ポリフェノールの一種
カモミラET…カミツレから抽出
トラネキサム酸…止血剤・消炎剤として用いられるアミノ酸
ビタミンC誘導体…ビタミンCを吸収しやすいように形を変化させたもの
プラセンタエキス…豚などの胎盤から抽出
リノール鞍…サフラワー油などから抽出
ルシノール…モミの木成分をヒントに作られた化合物
コウジ酸…麹菌より培養
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