スキンケアは自分の肌に合わせる
肌のみずみずしさや美しさをすでにもっている日本女性は、毎日のスキンケアはシンプルで十分なのです。
本当に自分に必要なものだけに紋ったシンプルスキンケアが、美を引き出してくれるのです。
肌の調子が悪いと、「クチコミで人気のコスメに変えてみよう」「この美容法、試してみたい」と、ついコスメや美容法を変えることで解決を図ろうとしてしまいます。
でも、肌は一人ひとり違います。
美容家やクチコミが勧めるコスメや美容法は、誰もが同じ効果を得られるわけではありません。
美肌をつくる選択肢のひとつではありますが、その前にやるべきことがあります。
それは、自分の肌との対話で、肌は生き物ですから、季節の移り変わりや湿度、生理周期、ストレス、食生活などで、日々変化します。
大切なのは、その時々によって変化する肌状態に見合ったスキンケアです。
コスメを変えなくても、肌と対話して1品足したり1品減らしたりする丁寧なお手入れを行えば、角質の約半分が生まれ変わる1週間で、化粧のりがよくなった、など肌の変化を実感できます。
新作コスメや美容法をあれこれ試すのは、女性ならではの楽しみですが、攻めの美容にはリターンだけでなくリスクも伴います。
新しいアイテムを使うなら、ちょっとだけ使って終わりではだめで、効果が現れたかをチェックするには、最低でも1カ月使い続けるようにします。
ただし、かゆくなる、赤くなる、ニキビができるといったトラブルが起こったら、即刻使用をやめます。
季節の変わり目でたまたま過敏に反応したのではと思う場合には、コスメは開封後、約半年から1年ほどもちますので、肌が復調してから再トライしてみます。
新作コスメとは腰を落ち着けて付き合い、けれど深追いはしない、このさじ加減が、攻めの美容と美肌を両立させるコツです。
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