クレンジング剤と洗顔料の選び方とは
スキンケアのファーストステップとして「メイクや汚れをきちんと落とし切る」ためには、メイクの濃さと肌タイプに合ったクレンジング剤・洗顔料選びが大切です。
クレンジング剤は、メイクを落とす力が強い順にオイル、ジェル、クリーム、ミルクとなっています。
脂性肌ならオイルやジェル、乾燥肌ならクリームやミルク、普通肌、混合肌は肌状態によって使い分けをするようにします。
洗顔料は、固形石鹸、洗顔フォームなどさまざまなタイプがあります。
保湿成分配合のものも多いのですが、すすぐときに洗い流されてしまうので、汚れをしっかり落とすシンプルな機能のものがおすすめです。
クレンジング剤も洗顔料も、自分が使いやすく、洗顔後の肌状態が心地よければ、どのタイプを使っても問題ありません。
日本では、クレンジングクリーム＆洗顔料のダブル洗顔が多数派です。
基本的にダブル洗顔は、普通肌や脂性肌の人向きで、乾燥肌の人は、水なしダブル洗顔を試してみてもよいです。
なお、オイルクレンジングについては賛否両論あるようですが、ラベルに書かれた使い方を守れば肌に負担をかける心配はないようです。
肌にやさしいと人気のミルククレンジングも主成分はオイルで、濃いメイクをミルクで落とそうとすると、水分が多いためメイクになじむのに時間がかかり、かえって肌を傷めてしまいます。
また、洗顔料についての勘違いで多いのが、「泡立ちがいいものはど落ちがいい」というもので、実際には、一般的には泡立ちがいいものほど洗浄力は低下します。
イメージ先行の思い込みを捨て、メイクの濃さや肌タイプを軸にコスメを選ぶことが、汚れをしっかり落とすコツなのです。
毛穴の汚れが気になるときや脂っぼく感じる日には、ついゆっくり洗顔をしてしまいがちです。
「毛穴が気になる部分に泡をのせて、しばらくやさしく洗えば汚れが取れる」「洗顔は1分洗って1分すすぐ」など、いろいろなうわさがあるようですが、洗顔料はできるだけ早く洗い流してあげるのが肌には一番です。
また何分などの基準ではなく、きちんと汚れを落としたか、洗顔料の洗い残しがないか、が大切です。
洗いすぎでトラブルを起こしている人も多数いますので、注意が必要です。
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