子供の就学環境を選ぶ
小学校入学にあたって通常学級でやっていけるか、特別支援学級に入れるかを悩む親は多くおり、その判断の一つの目安になるのが、就学前検診です。
明らかな発達の遅れがある場合、希望すれば教育委員会の就学指導委員会による判定が受けられます、判定は就学指導委員会の組織で行います。
重い知的障害のある非高機能自閉症のある子の場合、多くは知的障害や情緒障害児を対象にしている特別支援学校に進みます。
知的能力や言葉に問題のない高機能自閉症やアスペルガー症候群のある子は、就学前検診で「問題なし」とされ、通常学級に進むことも多いようです。
しかし、標準発達の子供たちの中での適応が難しく、就学後に、転学相談を希望する保護者も増え、その場合、週に何回かのペースで通級指導教室への通学をすすめられたり、子供の状態によっては特別支援学級への変更をすすめられることもあります。
自閉症やアスペルガー症候群、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの発達障害の子供も支援を受けられるようになっています。
各学校特別支援コーデイネーターが置かれ、障害のある子を持つ親や教師の相談にのったり、福祉、医療などの関係機関との連絡や調整を行います。
自閉症やアスペルガー症候群のある子供たちは、通常学級に通いながら、発達の状態に応じた個別の支援が受けられる通級指導教室に通ったり、特別支援学級に在籍することができるようになっています。
通級指導教室は、全ての小学校にあるというわけではなく、通っている小学校になければ同じ市区町村内で設置されているところの通うことになります。
うつ病がんばるな!
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