気持ちや状況が理解できない
自閉症のある子は、抽象的な概念が理解しにくいという特性があり、そのため、あいまいな表現や指示は混乱を招きます。
例えば、切り紙をするとき「適当な大きさを切って」では、とまどってしまうのです。
学校でも何時から何時までと時間が決まっている授業が安心しますが、何をしてもよい休み時間になると不安になります。
仕切りのない広いスペースも苦手で、狭い場所を見つけて入ってしまったり、机の下にもぐる、カーテンにくるまることもあります。
勉強する場所、読書をする場所、食事をする場所、というように、目的がはっきり決められ区切られている方が安心するのです。
例えば、お通夜やお葬式の場で、その場の状況を判断する理解力に乏しいため、そうした場にいても、どうして人が悲しんでいるのかがわからず、探究心のままに「なんで泣いているの?」などと聞いたりします。
電車やバスの中で、「どうして太っているの?」などと口に出してしまうこともあります。
うつ病がんばるな!
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