子供の問題行動を改善
自閉症のある子は標準発達の子と比べて、共感性が希薄な場合がほとんどで、そこに標準発達の子の「反抗」と違う「パニック」という症状が見られるのです。
知的発達が2〜4歳になると子供は、自分で綿密なシナリオを作り、家から幼稚園までどの道を通っていくか、溝があったら、どっちの足から踏み切ろうかなどです。
しかし、自閉症のある子は言葉が遅いことが多いので、知能も1歳程度に低く見られるため、自分が立てた綿密なシナリオを無下に壊されることがあり、パニックになるのです。
言葉は遅くても、本人の意図を見極めてあげることが大切です。
自閉症のある子は音声言語で表現する力が弱いので、行動で表現するという面があり、それが自傷や奇声、攻撃性となって爆発するのです。
しかし、育てている側が、その子の動作やしぐさをきめ細かく読み取れていたら、パニックを起さなくてもすむのです。
自閉症のある子は、動作、しぐさ、表情やまなざしといった何らかの形で意図を発信しているはずです。
それがとても弱いのでわかりにくいのですが、綿密に読み取って上げられると、かなりパニックは減らせます。
周囲が理解するだけでパニックや問題行動は減らせるのです。
うつ病がんばるな!
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