遺伝子が発症の原因
双子や家族を対象にしたいくつかの研究から、自閉症の発症には遺伝子が関係していることがわかっています。
同一の家系内には、自閉症、アスペルガー症候群を発症する人が複数いるのです。
また、双子を調べた調査では、同じ遺伝子を100%共有する一卵性双生児で、二人とも自閉症を発症する確率が50〜98%で、遺伝子を50%共有する二卵性双生児や兄弟では、二人とも発症する率は5〜10%になります。
アスペルガー症候群ついては、片方あるいは両親がこの障害を持つ場合、子供が発症する率が高くなります。
遺伝子は複数からなり、そのうちその一つが発症に関わるということではなく、複数の異なる遺伝子の組み合わせによって、自閉症スペクトラムが現れると考えられています。
こうした遺伝的要因に加えて、妊娠高血圧症候群、異常分娩、未熟児、低出生体重児など、周産期におけるさまざまな状態が発症に関与する可能性があると研究もあります。
原因はいずれにしても単一ではなく、明らかになっていません。
うつ病がんばるな!
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