自閉症スペクトラムとは
自閉症スペクトラムという概念があります。
スペクトラム(連続体)とは、一つのくくりの中に異なった見え方をするものが複数あるけれど、全てはつながっている連続体をいうことを意味します。
自閉症スペクトラムとは、広汎性発達障害という一つのくくりの中に、さまざまな特徴を現す自閉症障害があり、それらは基本的なことで連続しているということをいいます。
アスペルガー症候群、知的障害を伴わない自閉症、知的障害を伴う自閉症などまでが仲間であり、明らかな境界線がないままつながっていると考えられています。
例えば、非高機能自閉症の子供の多くは言葉を発しなかったり、人を避けたりします。
一方で高機能自閉症やアスペルガー症候群の子供の多くは饒舌で人との接触に抵抗はありませんが、不適切な言動を発して問題になることがあります。
一見全く違う障害のように見えますが、実は自閉症として連続しているのです。
注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの発達障害を伴うこともあり、これらの障害も自閉症スペクトラムに考えられることもあります。
うつ病がんばるな!
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