法則性好きで人間関係が苦手
自閉症のある子は、記号やマークなどを順序だてて覚えたり、配列するなど法則性のあることを好みます。
法則性のある世界で、その世界にきちんと納まっていることがすきなのです。
自分の世界を作るために、ミニカーなどのおもちゃや鉄道、漢字やアルファベットなどにのめり込むことがよくあります。
また、日常生活でも一貫性、法則性を持っており、例えば、断水で水道の蛇口をひねっても水がでなかったりすると、法則性が崩されるととてもとまどいます。
こうした法則性が成り立たないのが人間関係で、例えば、友達と遊ぶ約束をしていたのに、急に遊べなくなったと言われれば、何か用事ができたと思うものですが、自閉症のある子は、約束したのに破るわけがないと思ってしまうのです。
そこにその他の事情が生じた、という発想はなく、自分か相手が悪いからだと思ってしまうのです。
また、お母さんが2時に帰るといったのに、3時に帰ってきたという想定外の出来事に困惑し、怒りを爆発させることがあります。
このような場合には、あいまいな返事だと納得しませんから、きちんと謝ってから、理由を説明することが大切です。
うつ病がんばるな!
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