子供の平衡感覚を改善
姿勢が崩れたり多動の子は、平衡感覚系の反応の鈍さが原因のことが多いため、重力に引っ張られるままに姿勢がだらんとなったり、逆に、平衡感覚がぼんやりしていることを不快に感じて、自らそこに刺激を入れる自己刺激行動をとってしまいます。
例えば、抜歯後、麻酔が切れ掛かって唇の感覚がないときに、あえて唇を噛んでみて感触を確かめたり、眠くて頭がぼんやりしているときに、頬を叩いたりすることです。
多動の子たちは脳のぼんやりを解消するため、自己刺激行動をとるのです。
そのような子には、揺れ遊びや回転遊びなどで、平衡感覚を使う遊びを取り入れて、大人が子供を揺らしたり回したりして、想定以上の動きや姿勢の変化に合わせて、平衡感覚を働かせてやるのです。
平衡感覚にトラブルがある子にお勧めの遊具はトランポリンで、ない場合には、公園のブランコを目一杯揺らしてやります。
ただし、無理強いしては逆効果で、本人が楽しんで、意欲的に取り組んでいることが前提です。
自閉症やアスペルガー症候群のある子が増えてきた背景には、身体を目一杯使う遊びが減り、以前だと遊びの中で自然に改善された症状が残っているいう考え方もあるのです。
うつ病がんばるな!
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