姿勢の崩れや運動能力が低い
アスペルガー症候群のある子の多くに姿勢の崩れが見られることがわかっています。
猫背で、だらだらとした歩き方をしたり、歩行に合わせて両手を振らないこともあり、また、運動が苦手な子供が多く、小学3年生ぐらいになっても自転車に乗れない子もいます。
サッカーをしていても、思った方向になかなかボールが飛ばない、キャッチボールが苦手など、体を使った遊びが楽しくないため、外遊びや体育が苦痛になることもあります。
原因は脳の機能障害が筋肉の緊張にも影響するためといわれていますが、はっきりしたことはわかっていません。
手先の不器用さもよくみられ、スプーンや箸が上手に使えず、食べ物をボロボロこぼしたり、ボタンかけが上手にならない、といった不器用さが目立ちます。
保育園や学校で絵本を読んでいても、隣の子が視界に入ると気が散って話しかけてしまいます。
授業中も教科書を読まなければならないのに、窓の外に鳥が飛んでいるのが目に入ると、そっちに気をとられてしまいます。
一時もじっとしていられず、姿勢を何度も変えたり、教室の中を歩き回ったりするなど、多動傾向が見られることもあり、注意欠陥多動性障害(ADHD)が関わっている場合もあります。
うつ病がんばるな!
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