予想外の変化でパニック

うつ病がんばらない

予想外の変化でパニック

スポンサードリンク
 
うつ病がんばらない自閉症・アスペルガー症候群の知識>予想外の変化でパニック

予想外の変化でパニック

自閉症のある子は、一定の法則に沿った行動は安心できますが、予期しない変化が起こると動揺します。

例えば、いつも自分の上履きがあるはずの靴箱に上履きがない、おやつは3時のはずなのにおやつが出ない、保育園や学校の行事など、予想外の変化についていきにくくなります。

自分の中で、上履きはいつもの場所で、おやつは3時、という法則が出来上がっていて、そこが崩れることがとても苦手なのです。

日常でも、部屋の模様替えや家具の移動、いつも通る道にあったはずの建物が取り壊されているなど、いつもと違う変化があると、強い不安や緊張を招いてしまいます。

パニックとは、不安や恐怖、葛藤が強く生じたことがきっかけで、全身を使って大声で泣きわめく、周囲のものを投げる、壊すなど、激しい興奮状態のことをいいます。

自閉症のある子がパニックを起す誘因は、想定外の環境の変化を受け入れるように指示されたときのほかに、大きな音や嫌いなにおい、などもあります。

パニックを起したときは、黙って静観します。

しかし、エスカレートすると壁に頭をぶつけたり、手を強くかんだりします。

止めさせようとした大人に噛み付いたり、叩くなどの他外行為に及ぶこともあり、やめさせようとしても止まりません。

そうなる1歩前ぐらいに場所を移す、あるいは黙って行動を止めるようにし、一定時間が経過すればおさまります。

その後は蒸し返したり、強く反省を求めるようなことをしないことも大切です。

うつ病がんばるな!

スポンサードリンク
カテゴリ
遺伝子が発症の原因
自閉症スペクトラムとは
知的障害を伴う自閉症
アスペルガー症候群の特徴
自閉症やアスペルガー症候群の症状
自閉症の最初のサイン
親から離れ、一人遊びする
言葉が遅く、音は肌に敏感
予想外の変化でパニック
極端な偏食と同じ行動
気持ちや状況が理解できない
法則性好きで人間関係が苦手
友達の輪に入れない
姿勢の崩れや運動能力が低い
独特の話し方と空気が読めない
興味のある暗記は優れている
自閉症の診断と療育
TEACCHの療育方法
いろいろな療法
自閉症の治療薬
親としてできること
行動障害が生まれる理由
周囲の無理解から二次障害
子供の障害の受容
子供の発達の理解
子供の言葉の遅れ
子供の言葉の遅れを改善
子供の奇声やパニック症状
子供の問題行動を改善
子供の着替えトイレ食事の遅れ
子供の着替えトイレ食事の遅れの改善
子供の触覚防衛と聴覚防衛
子供の触覚防衛などの改善
子供の姿勢の崩れ
子供の平衡感覚を改善
子供とコミュニケーションができない
子供のコミュニケーションの改善
子供の集中力欠如と多動
子供の集中力欠如の改善
子供の就学環境を選ぶ
子供の進学の選択
子供の就労の選択
障害者の施設とサービス
障害者手帳の申請
Copyright (C)うつ病がんばらないAll Rights Reserved
免責事項
当サイトの情報を利用してトラブル等が発生しましても、管理人は一切責任を負うものではありませんのでよろしくお願いいたします