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自閉症・アスペルガー症候群の知識
自閉症・アスペルガー症候群の症状は、呼んでも振り向かない、空気が読めず、場違いな行動や言動が目立つ、理由もわからず怒ったり、パニックを起すなど、人とのコミュニケーションに支障をきたします。
そのため、保育園や学校などの集団生活の場では、どうしても目立った存在になるのです。
高機能自閉症などの場合は、知的な能力の低下もなく、言葉の遅れも目立つことが少ないので、障害があるとは認識されにくく、周囲からは親のしつけが悪いと言われてしまうことがあります。
これらの言動は障害の特性で、しつけの問題でも育て方が悪いわけではないのです。
また、親が、つい、きつく叱ってしまうことがあるのですが、叱っても障害は治りませんし、症状も治まりません。
むしろストレスが過度にたまり、パニックなどをおこすおそれもあります。
自閉症の原因については、まだはっきりしたことはわかっていませんが、脳に生来的な機能障害があるために起こるということが指摘されています。
自閉症の子の脳では、感情をコントロールする前頭葉や、恐怖や不安などの情動に関わる扁桃体の間の連絡が正しく行われないため、外部刺激に対する反応が正常に行われず、極端な感情反応を起すなどといわれています。
うつ病がんばるな!
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