言葉が遅く、音は肌に敏感
自閉症のある子の多くは、幼児期に言葉が遅いか、全くしゃべらないこともあります。
人が話している言葉の意味も理解しにくく、自分がこうしたい、ああしたい、という説明もうまくいきません。
何かを取って欲しいときなどは、大人の手を取ってその場所へもっていく動作をします。
言葉の遅れには個人差があり、成長とともに少しずつ話せるようになることもありますが、基本的に言葉の意味を理解していないので、相手が「お名前は?」と聞いたのに、名前を答えず、「お名前は?」とオウム返しに答えるなど、会話として成立しないことがあります。
やたらと話しかけても、ストレスになることもあり、言葉以外のコミュニケーション法を探して対応するも必要なのです。
自閉症のある子は、大きな音や光を嫌い、例えば、運動会のピストルの音やサイレン、掃除機のモーターの音など、普通の人なら受け入れられる音にも反応し、耳をふさいで座り込んでしまうこともあります。
これは、突然の予想外の音にびっくりしたり、必要な音だけを拾うという能力に障害があり、日常で聞こえる音をすべて拾ってしまうからではないかといわれています。
あるいは、特定の波長に不安があるためではないかと、ともいわれています。
肌に触れるものにも敏感で、衣類の肌触りにこだわって決まった服しか着なかったり、人に触られるのを嫌がります。
これは皮膚に感じる感覚に独特な感覚が生じるためではないかといわれています。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|
|