周囲の無理解から二次障害
自閉症やアスペルガー症候群のある子たちの言動は誤解を受けることが多くあり、配慮のない子供の集団の中では、からかわれたり、いじめられたりすることがあります。
もともと生きにくさを感じている子供が、いじめに遭うと不登校や引きこもりになり、さらに非行、うつなどに陥ることもあり、これらを二次障害といいます。
標準発達の子は自ら学習しようとする自己挑戦能力や、間違いに気づいたときに改めて学びなおす自己修正能力があります。
しかし、発達につまずきがある子には、普通の教育環境だけでは、自分からチャレンジしていく力が弱く、経験の積み上げや修正が進みません。
いつまでたっても新しいことにチャレンジできなかったり、誤った学習をしてしまい、未学習の積み重ねは発達遅滞に、誤学習の積み重ねは行動障害につながります。
さらに、その状態を積み残したままで暮らしていると、周囲の誤解も招きやすく、その無理解から二次障害へとつながる心配があります。
二次障害を防ぐには発達につまずきがある子の特性を理解することが大切で、障害特性にあるプログラムを用意し、周囲の理解を含め、不安のない環境で暮らせるようにすることが大切です。
うつ病がんばるな!
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