親から離れ、一人遊びする
自閉症のある子は、歩き始めると、すぐにどこかへ行ってしまい、目が離せないということが多く、これは自閉症のある子が、親と一緒にいないと不安とかさみしいといった気持ちよりも自分の関心のあることに気持ちが引っ張られてしまい、突拍子もなくそちらにいってしまうのです。
ちょっとしたすきに道路に飛び出して、車にぶつかりそうになるなどの危険もあります。
子供のこうした行動に気づいたら、車のとおりの激しいところでは特に注意して、立ち話に夢中にならないなど、子供から目を離さないように気をつけます。
2、3歳の子供の場合は、まだ周囲の子供への関心は少なく、友達と遊んでいるようで、実は一人で遊んでいることがよくあります。
成長とともに子供たちはごっこ遊びなど、友達と関わる遊びを楽しむようになりますが、自閉症のある子は、友達と遊ぶようにすすめても、仲間に入ろうとせず、無視するような態度をとります。
人との関わりが苦手なため、一人で遊んでいるほうが安心するからです。
自閉症のある子が一人で遊んでいるときに、無理やり友達に引っ張られて輪に入れられる、大声で話しかけられるといった予想外の展開になると、友達を突き飛ばすなど、トラブルになることがあります。
この場合、怒らないで仲直りしようと諭してもわからないのです。
それより、「一人で遊びたかったんだね、無理に誘ってごめんね。」などと言って、安心させることが大切なのです。
うつ病がんばるな!
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