知的障害を伴う自閉症
自閉症には、知的障害を伴う非高機能自閉症と、知的障害を伴わない高機能自閉症とがあります。
非高機能自閉症は典型的な自閉症のことで、症状は、抱っこを嫌がる、名前を呼んでも振り向かない、視線が合わない、言葉の遅れ、ごっこ遊びが苦手、大きな音や光を嫌がる、環境の変化についていけない、常同行動、過剰に人に接近して言いたいことを一方的に話す、などです。
このような症状が3歳以前に認められ、おおむね生後5年以内にはっきりします。
高機能自閉症は、こうした自閉傾向はあるものの、言葉の遅れが目立たないこともあり、知的能力に遅れがみられないため発見が遅れることもあります。
自閉症のある子は物事に対するこだわりが極端に強かったり、見通しの立たないことや自分のやりたいことが実現できないことに不安やストレスを感じ、突然、怒ってしまうこともあります。
他人と自分を識別する能力に障害があるため、他人のすることをそのまま真似するなど、オウム返しなどの現象が見られます。
高機能自閉症のある子の場合、暗記力や記憶力がずば抜けて優れていることもありますが、その記憶力を日常に応用することがうまくできません。
うつ病がんばるな!
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