脳を休ませることは臓器にもよい
健康にいい習慣を持つことは大切ですが、「習慣」にすること自体が、「慣れ」を持つという意味で大きな効果を持ちます。
「脳」がまずリラックスしてくれるからです。
いまメタボ関連の学会では、「脳」の大切さが見直されています。
体では、臓器同士がお互いコミュニケーションしていて、その中でひとつでも「足を引っ張るペースメーカー」、「先走りをするペースメーカー」として暗躍する臓器があると、病気が一気に進行し、体全体の健康に影響がでます。
ということは、それだけ臓器同士の対話を取り持ち、挟め事を仲裁してくれる「脳」が大切なわけで、いまその偉大さが再発見されているのです。
アメリカ合衆国にたとえると、個々の臓器は州にあたり、脳は国家そのものです。
それぞれ独自の法令を持っていますが、日頃より緩やかに結合していて、いざ国家危機が起こると国の連邦議会、大統領の命令一下、どの州も一致団結して動きます。
そうしないと国難は乗り越えられません。
しかし国の管理能力が悪く、意思の疎通すらままならないようでは、国難は乗り越えられず、すぐに滅びてしまいます。
合衆国というのはそのような国家形態で、我々の臓器社会もそういう仕組みになっています。
これまで臓器に血液を供給する血管の大切さは誰もが認めてきましたが、臓器を網のように覆っている神経の役割は意外にも注目されてきませんでした。
そんな神経を駆使して、「脳」は臓器を巧みに操る操縦士ですから、脳がオーバーワーク、オーバーペースだと「臓器の時間」はますます狂ってきます。
脳の感じるストレスを少なくすれば、進みすぎた「臓器の時間」を修正することにつながります。
臓器で一番血液を使うのは？
（答）腸の健康にはカイテキオリゴ
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