内臓習慣を次世代に
たとえこの世界の舞台から立ち去っても、その後には自分の出番を待っている子どもたちが育っています。
彼らは、まさに次の世界を担う「希望の星」たちです。
「時空を超える」という言い方があります。
時間と空間の二つの要素が活を支配しているわけですが、次世代へ「時間を超えて」何かを伝えるためには、異なる世代が同じ空間、「場」に居合わせているのかもしれません。
その「場」の雰囲気をともに肌で感じとり、同じ空気を吸い、その「場」に展開する興奮、喜び、そして苦難を共有することで、次世代に私たちが得てきた経験、教訓を、確実に受け継ぐことができるのです。
そうした世代間の共同の営みこそが、自然に人と人とのネットワークを生みだし、ネットワークの輪のなかにいる人々の内臓も共鳴しあって、そのストレスを軽減することで、「臓器の時間」は正しくそろっていき、お互いに健康で幸せな人生を送ることができるのです。
生きる基本は、「食べること」です。
現在、毎日家族全員と夕食をとっている子どもは、3割ほどしかいません。
一方、朝一人で食事をとる子どもたちが3割になってきており、お母さんも、食事をつくることがめっきり少なくなっています。
ファーストフードや加工品があふれる現在、家庭の食費の18%は外食費にあてられ、また51%は調理済み食品を購入して家で食べる中食にあてられています。
生鮮食品を買ってきて、家で料理して一緒に食べる習慣は失われつつあります。
「同じ釜の飯を食う」ということは、毎日の生活習慣の「場」を共有することの第一歩です。
時計遺伝子の働きを整える一番のカギである「食」を大切にする、そしてリラックスできる仲間をつくるという意味から、最も基本的な生活習慣といえます。
ただ単に同じ物を一緒に食べるということだけでなく、毎日の食事を繰り返すなかで、何気なく、その「場」で喜びや悩みを口にだすことで、お互いの気分を共有することができます。
誰かに自分の悩みを知ってもらっているというだけで、たとえ解決法がみえなくても少しは安心できるものです。
これが脳のストレス解消につながります。
「一緒に飯でも食おうか?」
そんな誘いは、仕事場でも人間関係構築の基本です。
子どもたちは、「親の背中」を見て育ちます。
子どもたちがいる「場」に一緒にいて、自分の背中を見せてあげないといけないのです。
臓器で一番血液を使うのは?
(答)腸の健康にはカイテキオリゴ
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