ストレスを感じたときの反応とは

ストレスを感じたときの反応とは

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ストレスを感じたときの反応とは

ストレスを感じたとき、体は素早く反応し、医学的に見ると即座に心拍数の増加、血圧の上昇、筋肉の収縮、血糖の上昇などが起こります。

こうした反応は、自分に危害を加えようとする敵から逃げていくためにも(逃走)、あるいはその敵に立ち向かっていくためにも(闘争)、どちらにも役に立つ、本来体に備わった防御反応です。

しかも驚くことに、こうしたストレスに対する体の反応は、まさにメタポリックシンドロームのときに認められる症状と見事に一致するのです。

つまり、メタポリックは、「ストレスに対する過剰反応の病気」だということです。

「食べすぎ」による肥満が原因といわれていますが、より根本的な理由は、「内臓ストレス」なのです。

「闘争」と「逃走」のために内臓が生み出すストレス反応これが、メタボの本当の生みの親だったのです。

こうしたストレス反応には、自律神経とホルモンが重要な働きをしています。

「臓器の時間」の流れを速くする原因、「内臓ストレス」を正しく理解するためにも、まずはストレスホルモンについて知る必要があります。

ある人は、二十歳代なのに、血圧の上が170mmHg、が100mmHg以上ありました。



検査の結果、副腎という腎臓の上にある臓器に、CTでも検出できないような小さな腫瘍ができ、この腫瘍から「あるホルモン」がのべつまくなく分泌されるために、若くして高血圧になってしまったことがわかりました。

あるホルモンとは、副腎から分泌される「アルドステロン」というホルモンで、この方の病気は「原発性アルドステロン症」とよばれています。

アルドステロンは、体に塩分(塩化ナトリウム)をため込んで血圧を上げるホルモンです。

原発性アルドステロン症では、アルドステロンが無制限に出るので、たとえ塩分を控えていても、たくさん塩分をとっているのと同じ状態になってしまうのです。

この方は、小さな腫瘍ですからどこに腫瘍があるかわからないため、腫瘍のできた副腎全部を取ってしまう必要がありました。

手術しないと、一生高血圧の薬を飲まないといけないわけですし、まったく健康な人と同じように血圧がコントロールされるわけではありません。

血圧が上がりすぎたり、あるいは下がりすぎるキケンも残ります。

副腎のストレスホルモンは、ストレスをコントロールするうえで重要な働きをしているのです。

臓器で一番血液を使うのは?
(答)腸の健康にはカイテキオリゴ


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