下痢と便秘はどちらが怖い?
栄華を極めたフランス国王ルイ13世は、浣腸を212回、下剤を215回処方させたといわれ、これに象徴されるように、古くから人間は下痢と便秘に悩まされています。
下痢と便秘、必ずこれまでに何度も悩まされたことがある症状ですが、下痢と便秘、どちらが体にとって怖いものか?
食中毒などの症状としてみられる下痢、これが怖いと思われがちですが、本当に怖いのは便秘なのです。
神経質な方がなりやすい「過敏性大腸症」などでは状況が違いますが、下痢は、普通は急に起こってくる「急性」の病気です。
下痢は感染がほとんどの原因ですし、きちっと治療対応すれば、もとの体に回復することが多いものです。
一方、便秘は慢性的な病気で、この、「慢性的」というのがやっかいで、便秘は「老化の現れ」ともいわれるように、年をとると、だんだん腸の働きが悪くなり便秘気味になります。
しかし、便秘の人の中にはがんが隠れていることがあり、便秘も年のせいだといって見過ごしがちになりますが、がんが起こってきているかもしれないので要注意です。
ここで怖いのは「すぐに気づかない」ということで、病院にかかるほど便秘が深刻になるにはそれだけの時間を要します。
ですから、がんが起こっていた場合、それだけ時間をかけて勢力を拡大することになります。
下痢のようにすぐわかればいいのですが、便秘はそうもいきません。
時間をかけてゆっくり起こってくる「慢性」の病気のほうが、いろいろ問題を持っていることが多いのです。
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