時間管理は逆に時間に追われる
不思議なもので、時間管理を意識しすぎる人は、結局、逆に「時に追われる人」になってしまいます。
これは脳にとって大きな負担、そしてストレスです。
自分に与えられた時間をできる限り有効に使わないといけない、という強迫観念からいったん解き放たれたほうが、「時を使いこなせる」ようになるものです。
毎日の生活の中、しかめっ面してスケジュール表とにらめっこ、がちがちに凝り固まってしまった人は、一度、深呼吸をして、「時間に追い越されてしまってもいいや」と肩のカを抜いてみます。
五体満足な私たちは情けないことに、毎日の生活の中で思い通りに「こと」が運ばず、いらいらしてしまいがちです。
時間管理が思うようにできずにしびれを切らすのは、ひとえに「まじめさ」ゆえでもあります。
そんなまじめさをやめてみて、「うまくいかなくて結構」という気持ちを持つ、凡帳面にまじめに考えるのをやめ、イライラバタバタすることを一度やめてみる。
「手も足も出ない」という気持ちになれたときこそ、気持ちの習慣を切り替えるチャンスかもしれません。
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