睡眠時無呼吸症候群は内臓ストレスになる
「睡眠時無呼吸症候群」という病気がいま注目されており、これは、寝ている間に、空気の通り道が一時的に閉鎖されるために、呼吸が停止する、あるいは低呼吸になる病気です。
家族が、本人が寝ているときに呼吸していないときがある、あるいは大きないびきをかくということに気づいて判明することが多い病気です。
@無呼吸(口、鼻の空気の流れが10秒以上停止する)、あるいは、低呼吸(10秒以上空気の流れが50%以上低下すること)の二つを合わせて、1時間当たり5回以上ある。
Aなんらかの症状、すなわち、昼間の耐えがたい眠気、鬱な気分、何度も夜中に目が覚めるなどがある。
このようなときに、「睡眠時無呼吸症候群」と診断されます。
原因としては、肥満が重要で、肥満の人はそうでない人の3倍以上この病気に罹りやすいとされています。
また、顎が小さい人もこの病気になりやすいのです。
「睡眠時無呼吸症候群」では、体のクールダウンが著しく障害され、この病気の方では、肥満や糖尿病、そして高血圧が起こりやすくなります。
睡眠時間が5時間未満では明らかに高血圧になりやすいという統計がありますし、7〜8時間の睡眠者の高血圧の発症が一番少ないともいわれています。
また、血圧の正常な方でも一晩寝ないと、拡張期血圧が約10mmHg上昇します。
このような症状があれば、「内臓ストレス」がたまって、「臓器の時間」が進んでしまっているかもしれません。
無理な勤務体制のなか、睡眠不足のバスの運転手さんの居眠りのために、悲惨な大事故が立て続きに起こりました。
体の中で、臓器の大惨事が起こらないようにしっかり睡眠時間を確保する必要があるのです。
臓器で一番血液を使うのは?
(答)腸の健康にはカイテキオリゴ
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