活性酸素が内臓に負担
臓器を酷使して内臓がストレスを感じ、ミトコンドリアが疲れると、「臓器の時間」が狂ってしまいます。
ミトコンドリアが疲れると、単純にエネルギーが生みだされなくなるだけではなく、それ以上に大きな健康被害をもたらしてしまうのです。
ミトコンドリアの機能が落ちてくると、エネルギーの燃料である酸素が「活性酸素」になってしまいます。
活性酸素はさまざまな分子を次々と破壊していきます。
細胞の表面をつくつている細胞膜の主成分である脂肪、細胞の機能を実行するタンパク質である酵素、さらには、細胞機能の設計図であるDNAを狂わせてしまいます。
細胞をぜんまい仕掛けの時計と考えると、活性酸素は、振り子であるぜんまい、その振動を伝えるテンプ、アンクル、時計の針を動かす歯車、そうした部品のすべての形を少しずつ壊していくのです。
そうなると細胞の機能は低下して、いままでと同じペースで仕事をこなすことができなくなり、新陳代謝も低下します。
すると臓器の負担は大きくなり、それをリカバリーしようと「臓器の焦り」が生まれるのです。
細胞が酸素を使ってエネルギーをつくり生きている以上、活性酸素は一定の割合で発生していますから、内臓の持っている時計は、何十年という時間のなかで、どうしても少しずつ狂っていきます。
でも、活性酸素が必要以上に多い生活を送ってしまうと、この時計はわずか数年という短い時間の中で、大きく狂ってしまいます。
活性酸素はまさに、「臓器の時間」の天敵で、そのカをどこまで抑えられるのかで、健康状態は大きく変わります。
臓器で一番血液を使うのは?
(答)腸の健康にはカイテキオリゴ
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