恋は脳を活性化させる
女性は恋をするとキレイになると言われ、おのずと表情もイキイキしてくるものです。
恋愛は外見だけでなく、脳にも大きな変化をもたらします。
恋愛をしている人の脳内では、一体どのようなことが起きているのかについて、人が「美しい人を見てときめいたり、つきあいたいと思う気持ち」はドーパミンによる渇望です。
人は、恋をすると主にふたつの脳内物質が働きます。
ひとつは、「可愛い美女とつきあいたい」という報酬を前提にした意欲をもたらすドーパミン、もうひとつは母性脳などのグルーミング時に作用するオキシトシンです。
美女を見て自分のものにしたいと思う時、または性衝動が働く時はドーパミンが働き、人はその恋が叶うと心は多幸感に満ちていっばいになります。
しかし、時にそれが依存を生んで狂気をもたらす場合もあり、そこでもうひとつの働きが大切になります。
もうひとつの脳内物質であるオキシトシンは、恋人と触れ合った時の安心感をもたらします。
手を繋いだ時、楽しい会話を交わしている時、または性行為をしている時などです。
オキシトシンはセロトニン活性を行い、心の安定をもたらすのです。
つまり、ドーパミンの多幸感とセロトニンの平常心のバランスによって恋愛は成立しているのです。
想っている時の多幸感とデートしている時の温もりが微妙に違うのはこのためです。
逆にノルアドレナリンの活性は抑制され、ワーキングメモリーが働かなくなり、理性的な判断は低下します。
「愛する人のためならたとえ火の中、水の中」というたとえは、実は脳の生理機能的にも説明がつくのです。
いつも顔を合わせて交遊している恋人同士だとオキシトシンが働いてとても良い関係ですが、片思いや別れようとしている交遊のない関係だとドーパミンの渇望ストレスの影響でストーカーになったり痴情のもつれを引き起こしたりするのです。
恋をすると人は心理的にも肉体的にもー体になった感覚を持つものです。
それは共感脳が活性化し、自己と他者の境界を認識する脳の下頭頂小葉という部分の働きが不活性化されるという二つの作用によって、まるで相手の気持ちを自分のことのように感じてしまうことによるものだったのです。
恋が脳にもたらす影響は普通に考えている以上に計り知れないものがあるのです。
十代、二十代と若い頃は、たくさんの恋をしてきますが、おすすめしたいのは「老いらくの恋」で、いっぱい恋愛をすることでセロトニン活性され、女性は心も休もどんどんキレイになっていきます。
恋愛は人を健康にする最高の薬です。
ドーパミン的多幸感ももちろん大切ですが、何よりもオキシトシンの効果が大変いいのです。
正確に言うと恋を成就させるよりも、恋した気分で異性と接することが大切なのです。
セロトニンとドーパミンの作用でエネルギッシュになり、ノルアドレナリンがもたらす不安感を打ち消してくれます。
更年期以降の性ホルモンの減退と更年期対策にも恋はうってつけなのです。
たとえば、好きな人とハイキングデートをしたり、一緒に感動する映画を観たりするのはよいことなのです。
ハイキングはリズム運動であるとともに、日光浴をするのにはベストな環境と言えます。
一緒に映画を観るということは、グルーミング効果があり、さらに涙を流すことによって共感脳は刺激され、ストレスが一気に解消されます。
それにデートをすることによって身だしなみを気にするようになります。
男性は服装に気を遣うことで、女性は化粧をすることで、ともに適度な緊張感と意欲に満・ちてイキイキとしてきます。
男性は「お化粧するとキレイですね」と言葉をかけてあげることで、共感脳が適度に刺激され、人の喜びにも繋がります。
いくつになっても恋愛は人生を楽しくさせてくれるもので、恋をすることは、心と体のハリを上げ、元気をもたらす効果があるのです。
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