性ホルモンとセロトニン活性
「男性脳」「女性脳」と男女の能力の違いがよく指摘されますが、この性差を生み出している原因の一つに性ホルモンがあります。
これらは体の作りだけでなく脳にも影響を与えています。
男女の性ホルモンは、それぞれどのような働きをしているのでしょうか?
男性ホルモンの中でも主に男らしさを形成しているのがテストステロンです。
髭を生やしたり筋肉をつけたりする働きがあり、がっしりした体つきを作ります。
精神面では攻撃性や競争心、元気な気持ちを生み出してくれます。
一方、女性ホルモンの中で主に女らしさを形成しているのがエストロゲンで、体つきや肌、髪の毛などを女性らしくしてくれるほか、重要な働きとして妊娠を促すという役目があり、乳房や性器を成長させ、規則正しく月経を起こし、子どもを作る環境を整えています。
精神面では気分を明るくさせて、穏やかな気持ちをもたらします。
これらの性ホルモンは多く分泌されるほど、心身を男らしく、女らしくしてくれますが、逆に分泌が少なくなると、体に悪影響をおよぼします。
性ホルモンの減少が引き金となる代表的な病気が更年期障害です。
更年期障害は、自律神経失調症をはじめ、動悸、息切れ、頭痛、情緒不安定、うつ状態など、心身にさまざまな症状を引き起こす病気です。
閉経期を迎えてエストロゲンが急激に減少した女性に多く発症します。
ただ男性の更年期障害があるかどうかは議論のわかれるところで、報告例も少ないのが現状です。
実は女性ホルモン・エストロゲンはセロトニンと潔く関係しています。
エストロゲンが増加するとセロトニンも増え、エストロゲンが減少するとセロトニンも減るという関係になっています。
閉経期うつは、このエストロゲンが減少することに伴うセロトニンの不活性により起きます。
そこで閉経期こそセロトニントレーニングが大切になります。
エストロゲンが減少してもトレーニングをしていればセロトニン活性は促されます。
また、男性の元気の源であるテストステロンですが、こちらも年をとると減退し、肉体的にも精神的にも弱っていく傾向にあります。
人によってはホルモン療法によって元気を取り戻したり、年を経ても性愛を維持することでテストステロンを活発にする場合がありますが、やはリセロトニンカをつけることによっても元気は維持されます。
お坊さんが良い例で、お坊さんが60歳、70歳と、年をとるにつれて活力に満ちていく場合がありますが、それは一重にセロトニン神経を鍛えているためと言ってもよいのです。
男性も女性も中高年期を迎えて気力の衰えに悩む方は、薬に頼る前に、実践的な「脳活の習慣」によって老人力をより高めるようにします。
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