声を出すことでセロトニンが活性
セロトニン神経は腹筋呼吸やウオーキングなどのリズム運動で活性化されます。
声を出すということは自然と腹筋を使って呼吸をするので、セロトニン活性になるのです。
声に弾みをつけてリズミカルに発音することで、さらに効果は倍増です。
そういう意味では、何も考えないで「あ〜え〜い〜お〜う〜」といった発声練習も効果があります。
5分以上声を出せば、効果が望めるはずです。
他のリズム運動と同じように集中することが大事なので、本の音読などをする場合はあまり難しくない文章のほうが適しています。
意味はわからないほうがよく、意味を理解できる内容だと言語を司る左脳が働き、無駄な雑念というストレスが入り込んで集中を著しく欠くことになるのです。
読むものによって前頭前野の血流はどうなるかという実験では、題材にしたのは経典だったのですが、文章の内容によって血流は大きく変化しました。
ありがたい仏の教えを説いた文章などでは、特に大きな変化はなかったのですが、南無妙法蓮華経を唱える唱題の部分になると、大きく上昇したのです。
意味不明の言葉で言語脳が働かないから血流がよくなったと考えています。
セロトニン活性を意味する「速い脳波・α2」というα波も出ていることがわかりました。
リズムよく左脳を使わないような意味をなさない言葉を繰り返すということがセロトニン活性につながるということなのです。
子守唄のように、リズムと呼吸を意識するという面では歌は効果的です。
サラリーマンや高校生、主婦などがストレス発散のためにカラオケに行くというのは、実は理にかなっているのです。
歌う時の発声法は、セロトニン神経を活性化させる呼吸法に通じています。
カラオケに行ったら、大きい声で思いっきり歌いましょう。
これも腹筋呼吸法を意識して、お腹から空気を搾り出すように歌うのがポイントです。
また歌は自然にリズムに乗れるという面もメリットになり、自分が歌っている時はもちろんですが、他の人が歌っている時に一緒にハミングしたり踊ったりすれば、グルーミング効果もあり、さらにセロトニン神経を鍛えることにつながります。
セロトニン活性化のためと言っても、運動をするのはちょっと、という方も声を出すことならできます。
リズムを意識しながら声を出せるものなら、カラオケや読経などでなくとも構いません。
好きな詩や小説のワンフレーズだったり、部活動の声出しだったり、自分の慣れ親しんだ言葉を喋ればいいのです。
無意識に喋れるような言葉が理想的で、いいリズムの語りは聞き手にも心地よさを感じさせ、自分も元気になります。
引きこもりがちな子どもを元気にするのにもいいことだと思います。
合唱部や演劇部など運動部でなくとも、元気の源になる活動はあるので鬱々とした子どもには発声する何かをさせてみるのもいいかもしれません。
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