受験シーズンの子どものタイプ
思春期の中で特に難しい時期が受験シーズンで、中学・高校と、この年齢の子どもは、うつや引きこもり、非行に走るなどの問題が発生しやすい時期です。
受験シーズンにありがちな子どもの三つのタイプがあります。
一つはガリ勉系で、将来のために必死になってひたすら勉強をするタイプです。
試験で良い成績をとりたいというドーパミン的価値観で一生懸命に頑張っていますが、期待した成績が必ずしも得られるとは限りません。
そうするとドーパミンの暴走が起こります。
この問題を解決するためには、セロトニン活性が重要で、適度に外に出て太陽の光を浴び、リズム運動をする習慣を作ることが大切です。
そういった習慣がないような家庭なら、お父さんが率先して何か習慣を作ってあげるようにします。
ジョギングやキャッチボール、水泳、カラオケなど、子どもを誘って一緒にリズム運動をするのが理想です。
試験前に徹夜になることもあるかもしれませんが、夜型にならないようにします。
特に予備校生になると活動時間が遅めになるので注意が必要です。
最近は朝ご飯を抜く家庭も多いようですが、やはり朝は親が子どもを必ず起こして、一緒に朝ご飯を食べる習慣をつけるべきで、グルーミング効果にもなります。
次は非行系で、勉強や社会的な活動を嫌い、親の言うことに反抗します。
外に出て遊び回り、やんちゃなことをしますが、友人とのコミュニケーションも取っているため、それほど健康面での心配はありません。
ただ、タバコやお酒、薬物など依存性の強いものに走っていくという点で、ドーパミン的暴走とノルアドレナリン的な暴力行為に走るケースが多いので要注意です。
このタイプは、まず家庭不和を正す努力をし、不良になってしまう原因の多くは、家族とのグルーミング不足によるものなのです。
家庭に家族団らんの習慣がなかったために非行に走った場合は、スポーツに打ち込ませるというのも手です。
子どもが孤立しないように何かの運動に熱中させるようにします。
最後は、オタク系で、スポーツを好まず、普段は漫画やゲーム、アニメなどバーチャルの世界に浸り、個室の中に閉じこもりがちなので1番難しいタイプと言えます。
太陽の光に当たらないし、運動もしない、他人との接触が苦手で、グルーミングを避ける傾向にあリキレやすい。
そもそもどこかの時点で甘やかして過保護にしたのが原因ですが、こうなってしまったらもはや簡単には修復できず、地道な働きかけが必要です。
このタイプは叱ってやらせようとしても、簡単には行勤しません、何か違う方法を探すべきです。
まずは、本人が好む方法でセロトニン神経を鍛えることです。
最初はセロトニンの三つの法則（リズム運動・太陽光・グルーミング）に当てはまるものを、どれかひとつでも意識してやってもらえれば十分で、どれかを習慣づけることができれば、少しずついろんなものが解消してくるはずです。
ゲーム好きであるならじっとして動かないものよりも、身体を動かすリズムアクションゲームを一緒にやったり、感動する映画やアニメを家族で見たりするのがいいです。
いくら表情のある人間の顔が出てくるゲームでも、バーチャルな仮想の世界は偽物なのでグルーミング効果はなく、むしろ病的な趣向を作りがちです。
思春期の敏感な時期になると、家族と時間を共有することに嫌悪感を抱くようにもなるので、一緒に時間を過ごすのも難しいかもしれません。
その場合、個人的に興味のあるものから糸口を探すのもいいかもしれません。
たとえば、アニメ・声優が好きなのであれば、オフ会やサークルなどに積極的に参加させることです。
部屋にこもらせるくらいならアイドルや声優のコンサートに行くようなフィジカルな方向に向かわせたり、イベントに参加して人と顔を合わせてグルーミングすることに気持ちを向けさせたほうがいいです。
場合によっては、そこで恋をして意識が変わることもあります。
インターネットや仮想世界に依存していることを止めさせるのではなく、むしろそれを活かして仕事に繋げるくらいのモチベーションにさせたほうがいいかもしれません。
好きでやっていることを止めさせて、意識を違う方向へ向けてもなかなか理解されないもので、中途半端に止めさせるなら、むしろ早い段階で徹底してやらせるほうがいいのです。
思春期の子どもと相対するのに大事なことは、本音でぶつかりあうことです。
子どもの本音を理解しようと努力をすることが大事なのです。
将来の方向性を左右する可能性もある多感な時期ということを理解する必要があります。
子どもが抱いている「理想」が何か、「現実」はどんなものなのか、どんな問題を抱えているかを話し合える環境を作っていくことができれば子どもも大人の言葉に耳を貸すはずです。
時に親身になって話しを聞き、時に間違いを起こすと怒鳴りつけます。
そしてどんなにくだらないことであっても本音で話し合うのです。
子どもの現状を理解し、大人の現実を教えます。
多感なこの時期はある意味で乳幼児期以上に難しく大切な時期。同時に育てる側の大人にとっても一番働き盛りで忙しい時期でもあります。
この時期をいかに乗り越えるかによって家族のあり方も変わってきます。
逆に言えばこの多感な十代を乗り越えれば、ストレスと上手につきあえる大人へと成長し、社会で活躍することができます。
メンタルサプリ専門店のセロトニンサプリメント
Amazonでセロトニンサプリメントを探す
セロトニン誘導体 瞑想サプリ |
|
