子供同士で遊ぶことで脳が育つ
「赤ちゃん」と呼ぶのはおっばいを吸っている1歳くらいまで、1歳を過ぎるころになると子どもは言葉を覚えはじめ、ハイハイから歩行に変わり、外の社会を知ろうと積極的になります。
この1歳から12歳の思春期に変わるまでの少年期はのびのびと遊ばせることが、とっては大事なことです。
水泳や野球、サッカーなどのリズム運動やグルーミングが含まれる習い事をさせるのもよく、前頭前野を発達させるだけでなく、家庭以外の社会を知ることでさまざまな新しい感覚を知るはずです。
大人が干渉しなくても子どもが3人以上で遊んでいればそこには社会ができ、みずからさまざまな事柄を生み出し学んでいくのです。
そういう意味では兄弟ゲンカをするのは、脳のためにとてもいいことです。
自己の求めるものと他者の求めるものの違いに憤リケンカになった時、子どもはその都度社会のあり方を知り、同時に自己がどうあるべきかを学びます。
他者と折り合いをつけることを体感し、そういったふれあい=ある意味でのグルーミングを通して共感脳を養っていくのです。
幼児期になったら子どもは積極的に公園に連れて言ったり、同年代の友人たちと遊ばせることが大切です。
子どもは子ども同士自然の中で遊ばせ、大人は管理しすぎない方がよく育つと考えられ、時にケンカをして傷をつくり、風邪を移されて帰ってくることもあるかもしれませんが、それも社会勉強と思って大いに遊ばせることが大切です。
遊ぶというグルーミング行為によって共感脳を養い、前頭前野を活発に働かせ同時に意欲脳、集中脳も鍛えることによってイキイキとした子どもに育っていくことができます。
もちろん子ども同士ばかりでなく、親にとって子どもと遊ぶことも大切で、特にこの時期の親は、子どもを養うために躍起になって働きストレスフルな状態にあります。
そんな時に子どもと遊んでグルーミングすることは一番のストレス発散法と言えます。
太陽の当たる窓辺で子どもと遊ぶとか、休日は子どもを連れてどこかでサッカーや野球などの運動をするという習慣をつけるといいかもしれません。
自然の中で遊ぶことには多くの意味があります。
都会に住んでいると自然と触れる機会が少なく、車や不審者などの危険も多いので、どうしても家の中で遊ぶことも多いかと思います。
家の中は快適で安全なので、ゲームやアニメが 友だち″ になってしまうこともあります。
確かにテレビゲームやテレビアニメを見させると夢中になって遊び、家事や仕事などやらなければいけないことが多い親にとっては格好の時間稼ぎになります。
しかし、一部の体を動かすリズムゲームをのぞき、一般的なテレビゲームやアニメに前頭前野を発達させる力はほとんどありません。
前頭前野が活発に動かないと性格は消極的になり、集中力も散漫で人の心を理解できない子どもに成長してしまう可能性があります。
前頭前野に必要な適度な緊張=ストレスと緊張緩和がスムーズにやってくるのです。
それは決して人工的なもので養えるものではありませんでした。
しかし、一方でゲームやアニメ、さらにはパソコンなどを拒絶して生きていくのは今の現代社会では少しナンセンスかもしれません。
子ども同士で話題を共有するうえで必要な情報である場合もありますし、パソコンや携帯などは将来仕事をするうえで欠かせない道具となります。
子どもを育てるうえで必要なのは、ゲームやパソコンなどの非前頭前野的遊びと自然の中で遊ぶという前頭前野的遊びの両方向性の視野が必要だということです。
いつもおもちゃやゲームで遊んでばかりいると「何かがないと遊ぶことができない」という習慣がつきます。
しかし、自然の中にいると「遊び道具は自分でつくり出すもの」という習慣がつくのです。
要するに車のおもちゃで遊んでいると、車は車という認識しかありませんが、自然の中で遊んでいると木や石が車になったり人形になったりします。
そうした創意工夫をして物事を解決していくというのは子どもの人格を形成するうえで大変重要なことなのです。
学校や塾では学ぶことができないたくさんのドリルが自然の中にはあるのです。
最近では、都会の町中でも自然を取り戻そうという働きかけがはじまっています。
川もコンクリートの土手を取り払い、魚や水草のある河辺をつくり、野山や山林を維持する働きかけが各地で行われています。
都会の中にいると自然とふれあうのが難しいという場合も多いと思いますが、時に家族でキャンプやピクニックに出かけたり、子どもをボーイスカウトや野外活動サークルに参加させるのもいいかもしれません。
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