朝早くの活動がセロトニン活性
昨今うつ病患者の増加が社会問題になっていますが、その中でも増えているのが「職場うつ」と呼ばれる人たちです。
原因は主にストレス社会が作り出したもので、現在、日本人の10人に1人は軽度のうつ病と言われています。
そこには不景気の影響で会社という組織自体もかつてほど余裕がなくなってきていることも遠因だと考えられます。
成果主義の荒波から常に結果を求められるプレッシャーに人々の心が押しっぶされているのかもしれません。
でも、サラリーマンたちが感じるそんなストレスにも、セロトニンカによってできる、簡単な解消法がいくつかあります。
セロトニン神経が活性化していると、どんな大きなストレスに直面しても平常心で気持ちを切り替えることができるのです。
逆にセロトニン神経が弱っていると、大きなストレスに直面した時、気持ちを切り替えることができず、意欲がなくなってしまうのです。
サラリーマンやOLたちの間で軽度のうつ病が流行っている原因は、人間関係や過労、運動不足などさまざまです。
これに加え夜更かしをしたり、長時間パソコンを使用することで、セロトニン神経に悪影響を与え、ストレスをうまく受け流せない脳になってしまいます。
しかし対処法はあります。
最近、社会人に人気なのが、早起きをしてヨガをしたリマラソンをしたり、一緒に朝ご飯を食べたりする「朝活」ですね。
出勤時間をいつもより少し早めにして仕事に励む社会人や、朝早くから会議を行う会社が増えています。
「早起きは三文の徳」と言いますが、セロトニン神経は太陽とともに活性化されるので、この朝の活動は脳科学的に考えても非常にいいことです。
実際、朝型の人は仕事のうえでうまくいく人が多いようです。
ある作家さんは、いつも午後11時から午前2時までの間、執筆活動をしていました。
ところがあまり効率がよくなかったため、午前4時に起床して執筆にかかったところとても筆が進み、それからというもの、朝早く起きて執筆をしていたそうです。
朝、早く出社して仕事をこなすことで、午後の余裕に繋がります。
他の人がバタバタしている中で、人よりも早く出社することでゆったりと仕事をこなすことができ、次の日の効率アップにも繋がります。
会社でのストレス解消法とセロトニン活性を照らし合わせて考えてみると、セロトニン活性に大切なのは、リズム運動、太陽光、グルーミングです。
まずは、社内の日当たりをよくすることです。
よく窓もカーテンも閉めきった、昼だか夜だかわからないような会社がありますが、あまり良い傾向とは言えません。
日陰でもいいので窓際は棚などを置かず、外光が差し込む工夫をします。
もうひとつはリズム運動で、掃除やお使いなど、デスクワークであっても身体を動かす作業はあるものです。
本来部下にやらせる面倒な作業でも「元気の源」と思って取り組めば気分も違います。
掃除は、部屋をキレイにして視覚的ストレスを減らすという意味でも一石二鳥です。
運動不足になりがちのサラリーマンですが、どこでも簡単にできるリズム運動はあります。
エレベーターやエスカレーターを使う時、あえて階段を使ってみたり、イスに座った状態で腰を回してみたりといった行動もリズム運動です。
また積極的に人と会話をするというのも必要です。
ある大手企業の例では、会議を最先端技術を駆使してPCを使って顔を合わせずに進行していたそうですが、最近になって対面式の普通の会議に戻したそうです。
その理由は簡単です。
最先端機器だけでは人間の「直観力」が損なわれていたことに気付いたそうです。
人と触れ合うということは、仕事の上で信頼にも繋がり、グルーミング効果もあるので積極的に人と会ってコミュニケーションをとるよう努めるようにします。
会社帰りに居酒屋でみんなで一杯、そんな交流こそ人が生活をするうえで大切なことであり、また脳にとってもいいことなのです。
会社の難しい話ではなくて、むしろくだらないおしゃべりが、脳の活性化には効果的と言えます。
顔と顔をつきあわせることこそが、ストレスに強い心を作るだけでなく、自然と意欲も湧き出てきて、きっとビジネスのうえでも成功するコツなのです。
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