腹式呼吸で感情をクールダウン
短気でキレやすい人は、感情的になると、つい暴言を吐いてしまうことがあります。
後悔することは多いものの、ときすでに遅しという場合もあって、人間関係に支障をきたすこともしばしばあるものです。
人間とは感情の器だというぐらいで、わき上がる感情を抑えるのは難しいことですが、そんなときにおすすめしたいのが呼吸法です。
人は、攻撃モードに入ると、交感神経が働いて、血圧が上がったり、脈が速くなったりして、それがさらに興奮を高めます。
そんなとき、腹式呼吸を繰り返すと、その交感神経の反応が落ち着き、感情もクールダウンします。
あせりや緊張、不安、恐怖、絶望感などについても同じで、さらに、過食や買い物症候群といった衝動性の問題もこの呼吸法で抑えることができます。
腹式呼吸には、精神安定剤をしのぐほどの強力なリラックス効果があり、感情を直接的に抑えることができるのです。
また、腹式呼吸には、雑念を消し、集中力を高め、肉体や頭脳のパフォーマンスを引き上げる効果があります。
禅や武道の修行に取り入れられたり、アスリートのメンタル・トレーニングに活用されたりしています。
感情的になりやすい人は、これを身につけておくこともおすすめです。
<腹式呼吸で心身をリラックス>
吸うことよりも、吐くことをより意識します。
@「すう〜」と、3秒間かけて、鼻から息を吸います。
A「ふう〜」と、5秒間かけて、口から息を吐はきます。
B10秒間息を止めます、これを10回繰り返します。
うつ病がんばるな!
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