気持ちよく断る
自分の意見が言えなかったり、言葉で相手に押し負けたりしがちな人は、いやなことを断れないことも多いものです。
断るのが苦手な人は、自分にもなにか予定などあったとしても、それをキャンセルして、きょうもまた残業するハメになります。
そして、いやな思いを残すのです。
でも、いつもそれでは、ストレスがたまってしまいます。
この状況を打開するヒントが自己表現的な話し方です。
攻撃的だとカドが立つし、受身ばかりでは自虐的です。
その点、自己表現的な断り方なら、相手にいやな思いをさせることもなく、自分の意思を上手に伝えることができるのです。
<夕方6時半、上司との会話例>
上司「わるいんだけど、明日の朝までに、会議の資料を作ってもらいたいんだ。今日は飲み会の約束があってね……」
(断り方のパターン)
攻撃的「自分の飲み会のために、残業を人に押しっけるんですか?」
受身的「いいですよ。私のほうはどうにでもなりますから。楽しんできてくださいね」
自己表現的「すみません。僕も今日は予定が入っていて。なにもなければ、喜んで引き受けるところなんですけど」
さらに、取引先の経営者なら、若干、へりくだった印象に、年の近い先輩なら少しくだけた言い方でなど、TPOに合わせて自己表現の度合いを調整できると、いっそうコミュニケーションカは上がります。
うつ病がんばるな!
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