慢性炎症で脳細胞周辺組織も死ぬ
うつをもつ人の脳では、脳細胞だけでなく、その周辺の組織にも慢性炎症が起こっていることがわかってきました。
MRIなどの画像では、とくに感情や記憶に関わる部分の周辺組織が縮んでいることが観察されています。
かつて、周辺組織は、脳細胞を支えるクッションシートにすぎないと考えられていましたが、じつは脳細胞に栄養を与えるなど補給路としても大切な働きをしていることが明らかになっています。
その組織が慢性炎症によって死んでしまうということは、脳細胞にもダメージを与えるということです。
最近は、ここが縮んでしまった脳の持ち主ほど、自殺の危険性が高まるということさえ報告されているのです。
うつ病がんばるな!
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