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朝食とストレス解消の関係
朝食を取る時間があったら、できるだけ遅くまで寝ていたいと、夜型の生活に慣れた現代人は、朝食を取らない人が多いようです。
しかし、朝食は睡眠中に低下した体温と血糖値を上昇させて、知的活動を活発にする働きがあるのです。
また、1日の食事の回数が少ないと、取ったエネルギーを脂肪として蓄積しやすくなるため、ダイエットをするなら朝食を取る方がよいのです。
反対に、夕食を多く食べたい人が多く、夕食をおなか一杯食べると、胃腸は睡眠後も活発に働き、それをコントロールしている脳も休まりません。
脂肪分の多い肉類などの消化時間の長い食品は、胃に滞留する時間が長いために、内臓と脳を夜遅くまで働かせることになり、睡眠にも影響します。
便秘や生活習慣病などの予防にかかせない食物繊維も、夕食でとりすぎると消化に時間がかかって眠りの質が悪くなるのです。
夕食はできるだけ消化のよい、胃腸に負担をかけない食品を腹7分目に食べ、ぐっすり眠るためには、遅くても就寝の3時間前には食事を終えておくようにします。
質のよい睡眠でぐっすり眠るには、外が暗くなることに分泌され眠気を起させるセロトニンやメラトニンなどの睡眠にかかわるホルモンが働くことが大切です。
メラトニンとセロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から作られ、赤みの魚や大豆製品、乳製品、バナナ、アボカド、くるみ、ゴマなどに多く含まれます。
えび、ほたて、青魚などの魚介類のうまみ成分のグリシンというアミノ酸は、体内時計に作用して、睡眠のリズムや質を調整します。
ごはんやパン、麺類などの穀類などに含まれる糖質もストレスをやわらげ睡眠の質をよくします。
うつ病がんばるな!
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