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自律神経失調症の薬の効用と安全
自律神経失調症の人で、意味もなく薬を怖がっている人や、潔癖性が強く、薬を飲むことに罪悪感を持っている人は多く、薬を拒否する人は、薬に限らず何事に対しても潔癖感が強く、好き嫌いする傾向があり、そういう性格も病気の一因になっています。
薬を飲まないことは、症状を治せないばかりか、かえって症状を悪化させてしまいます。
薬によって動悸や呼吸困難などのつらい症状を断ち切ることができると、それまでの不安が強く、物事をクヨクヨと考えるという性格にも変化が現れます。
抗うつ薬やトランキライザーの服用を始めると、初めのうちは眠気、ふらつき、倦怠感などの症状が出ることもあるのですが、これらを副作用ではないかと心配する人がいます。
しかし、これらの症状は全身の緊張や倦怠感が一挙にほぐれてくる時期に現れるもので、快方に向かっている作用なので、十分に緊張や疲労がとれたら、眠気やふらつきも治まってきます。
また、薬を飲んでいて妊娠した場合など、薬によって障害児が生まれる可能性があるのは、妊娠初期の胎児が臓器や手足を作っていく時期ですので、妊娠を知らずに薬を飲んでいても、すぐに薬をやめれば普通は心配はないと考えられます。
うつ病がんばるな!
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