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魚のDHAでストレス解消
魚介類、特に青魚の油に多く含まれているDHAという脂肪酸は、脳の神経間の情報伝達をスムーズにする働きがあります。
DHAは脳や網膜、肝臓に多く存在していますが、脳のDHAが少なくなると、記憶学習能力が低下したり、神経系の機能に悪影響を及ぼしたりします。
DHAは、血液の凝集を抑えたり、血管をなめらかにして血栓を予防し、高血圧や脳卒中、心臓病などの生活習慣病を防ぐ効果があります。
また、DHAは大腸がんや乳がんのリスクを減らしたり、アレルギー症状の抑制にも効果があることがわかっています。
脳の老化をある程度抑えて認知症を予防したり、視神経の細胞の活性を高めたりする働きがあるともいわれています。
DHAは煮たり焼いたりしても失われることはほとんどなく、缶詰も同じで、ただし、油で揚げた場合は、油の中にDHAが溶け出して、半分ほど失われてしまいます。
貯蔵方法として、マイナス20度の冷凍庫で保存して6ヶ月経ってもほとんどDHAの減少はなかったという報告があります。
ただし、DHAなどの多価不飽和脂肪酸は、酸化しやすいという欠点もあり、酸化によって活性酸素が生まれると、動脈硬化や白内障などの病気や、老化の原因になります。
加熱すると酸化が進みますから、刺身などで食べるのが最適ですが、焼き魚や煮魚には、レモンや大根おろし、しょうがなどの抗酸化作用のある食品を添えます。
干物は時間が経ったものはDHAの酸化が進んでいます。
うつ病がんばるな!
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