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たんぱく質でストレス解消
身体には、ストレスがかったときに、その刺激から身を守ろうとする防御機能が備わっており、この機能にもっとも重要な役割を果たしているのが、副腎です。
副腎は、皮質と髄質で構成されていますが、ストレスにさらされると、体内の環境を一定に保とうとして、副腎皮質ホルモンや副腎髄質ホルモンの分泌が活発になります。
このとき、たんぱく質の分解も促進されることがわかっており、ストレスを感じている人は、たんぱく質を十分に摂取して、体内で消耗したたんぱく質を補う必要があるのです。
不眠や精神不安、気持ちの落ち込みなどの症状を引き起こすのは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの減少によるものと考えられています。
このセロトニンは、体内では合成できず、食品から摂取しなければならないたんぱく質である必須アミノ酸を材料にして生成されます。
また、精神を高揚させる作用のある、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質も必須アミノ酸から作られています。
そのほか、たんぱく質には、ウイルス感染に対する抵抗力や免疫力を高める働きもありますから、必須アミノ酸をバランスよく含んだ食品をとるようにします。
うつ病がんばるな!
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