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副交感神経が働かない
高度成長期からバブル崩壊を経て、世の中が合理化、スピード化されるにつれて、外的な要因よりも内的な要因により健康を損なうことが多くなり、それには心理的なストレスがかかわっているとされています。
複雑でテンポの早い現代社会は、朝早く起きて、夜になったら休むという本来の生活サイクルをすることが難しくなってきています。
不況によるリストラや倒産、不本意な配置転換、対人関係のトラブル、育児や介護の問題など、さまざまばストレスにさらされ、交感神経が絶えず緊張していなければならない状況になっています。
このように、副交感神経の出番が少なく、交感神経優位の生活が続くと、体のあちこちに自律神経失調症状が現れてきます。
不眠や食欲不振、動悸などの身体症状があって、内科を受信しても、異常が認められない場合は、自律神経失調症であることが多いようです。
しかし、中にはうつ病や神経症など、心の病気が背後に隠れている場合もあります。
この場合、心の病気を優先して治療を行わなければ、身体症状はいつまでも消せません。
自律神経失調症と診断されれば、抗不安薬や睡眠薬が処方されますが、うつ病が背後にある場合には、これらの薬は効果がなく、抗うつ薬をきちんと服用しなければ効き目がないのです。
うつ病がんばるな!
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