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お酒とストレス解消
適量のお酒を友人や家族とわいわい楽しみながら飲むことは、ストレスの発散に役立ちます。
ただし、ストレスに耐え切れずにアルコールを利用し、それを毎日のように続けるような飲み方は、アルコール依存症になって、心身ともに害する可能性があります。
1週間当たりの飲酒回数が2〜3回の人と、毎日の人を比較すると、毎日飲む人の方がストレスに対する抵抗力が低いと調査結果が出ています。
この傾向は、特に女性に顕著で、女性は男性より少量の酒量でアルコール依存症になりやすいこともわかっています。
拒食症や過食症などの摂食障害が、アルコール依存症に発展する場合もあります。
お酒を飲んで嫌なことを忘れようといいますが、これについてねずみを使った実験があります。
ねずみを箱に入れて電気ショックを与え、翌日も同じ箱に入れます。
すると、ねずみは、恐怖のためにショックがなくてもすくんでしまいます。
その直後に、一方のねずみにはアルコールを、もう一方のねずみには食塩水を注射して次の日にも同じ箱に入れておきます。
すると、アルコールを注射したねずみの方が、長い時間すくみ、2週間後でも同様の結果だったのです。
つまり、嫌なことを忘れたいと思ってやけ酒をすると、忘れるどころか記憶が鮮明に残るらしいことがわかったのです。
うつ病がんばるな!
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