イミダペプチドの疲労回復効果とは
イミダペプチドとは
抗酸化作用を持つタンパク質の一種です。
カルノシンとアンセリンに代表される2つのアミノ酸が結合したペプチドを指し、イミダペプチドが一番多く含まれているのが鳥の羽の付け根、いわゆるむね肉の部分です。
渡り鳥は疲労をせずに長い距離を飛び続けます。
約1万キロを2週間かけて飛び続ける渡り鳥もいます。
この渡り鳥の羽の付け根に豊富にあるのが、イミダペプチドなのです。
イミダペプチドは、牛肉や豚肉、かつおなど時速100キロで泳ぐような回遊魚にも含まれ、回遊魚ではお腹の周りの脂の乗ったところではなく、尾びれ部分に多く含まれています。
よく動かす部分にイミダペプチドが多く存在しているのです。
イミダペプチドの効果とは
@肉体的・精神的な負荷がかかった場合に、パフォーマンスの低下が抑えられます。
A疲労感を緩和する働きがあります。
B活性酸素による細胞の損傷を抑えられます。
イミダペプチドは、抗酸化物質なのです。
抗酸化成分でよく知られている成分は、ビタミンC、ポリフェノール、アントシアニン、カテキンなどです。
食品から摂った抗酸化成分は、消化管から血中へ運ばれ、血液中で抗酸化効果を発揮してしまい、活性酸素でボロボロに傷ついた細胞に行き着くまでに抗酸化力が使われてしまうのです。
疲労している細胞に到着したときには、ほとんど抗酸化力は失われてしまっているという状態になるのです。
しかし、イミダペプチドの場合は、消化管から吸収されると、いったんβ−アラニンとヒスチジンという2種類のアミノ酸に分解され、分解されたアミノ酸は血液中でほとんど消費されることなく、消耗の激しい部分の細胞に到着します。
消耗の激しい部分に到着したβ−アラニンとヒスチジンは、イミダペプチド合成酵素により、イミダペプチドに再合成され、そこではじめて抗酸化作用を発揮するのです。
つまり、他の抗酸化成分とは異なり、途中の血管や臓器で抗酸化力が使われることなく、疲労している細胞にダイレクトに到達し、作用するのです。
イミダペプチドが運動だけでなく、デスクワークや日常の疲労の回復に効果を発揮するのも、消耗の激しい自律神経系や脳に直接抗疲労効果を発揮できるからなのです。
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