自律神経の疲労による病気
自律神経は、常に体全体のバランスをとり、生体にとって最も安定した状態を維持しようと頑張っていますから、徹夜など、極度に疲労すると、ふらついたり、ろれつが回らなかったり、耳鳴りがしたりと、自律神経失調症にみられるあらゆる症状があらわれるようになります。
運動においてもデスクワークにおいても24時間休まず最も頑張っているのが自律神経であり、人間の体の中で最も疲労しやすい部位なのです。
疲労を放置すると心身にさまざまな影響を及ぼし、生活習慣病などを引き起こします。
たとえば、糖尿病や高血圧症も自律神経と密接に関係しており、疲労すると自律神経の機能が低下し、相対的に交感神経優位になります。
交感神経優位な状態はインスリンの分泌を抑制するため、高血糖を招きやすくなります。
その結果、長期的に疲労が続くとインスリンの分泌能への負担が強くなりU型糖尿病の発症リスクを高めると考えられています。
ストレスも疲労を引き起こし、ストレスが強すぎたり、長い間ストレスのもとにおかれると、自律神経だけではコントロールできなくなります。
そうすると、人間は内分泌代謝・免疫系を作動させます。
自律神経系は状況の変化に応じて迅速に対応できる代わりに、長期的に続くストレスや強度のストレスを苦手としています。
一方、内分泌代謝・免疫系は機動力は劣るものの、長期に続くストレスへの対応を得意とし、ゆっくりじっくりとその状況に対応させていきます。
しかし、常に強いストレスにさらされ続けると、今度は内分泌代謝・免疫系に負荷がかかり、その結果、ホルモン異常や代謝異常を招きやすくなり、糖尿病を悪化させたり、さらに免疫系の低下により風邪やがんの発症リスクも高めることになりかねないのです。
<疲労が引き起こす気をつけたい症状や病気>
口内炎、歯槽膿漏、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、便秘、高血圧、糖尿病、高脂血症、脳卒中、不眠、がん、じんましん、鼻水、花粉症やアレルギー性鼻炎の慢性化、自律神経失調症、抑うつ症状などです。
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